品種選びが決め手?趣味と実益を兼ねた壁面緑化にチャレンジしよう!
成長が早く実をつける品種がお得
壁面緑化に使う植物は短期間で成長する品種が向いています。日差しが強くなる夏になる頃には壁の全面を覆うほどに伸びて多くの葉を茂らせることが望ましいためです。また、単に葉を茂らせるだけではなく、実をつける品種を使えば遮熱性を保つ他に収穫を楽しむこともできます。成長が早く食用になる実をつける植物はゴーヤが有名です。ゴーヤは熱帯地方が原産地なので寒冷地での壁面緑化には不向きですが、温暖な環境なら短期間で人の背丈を超えるほどの高さまで伸びます。また、一つの苗が複数の実をつけるので収穫を長く楽しめるのも利点の一つです。
美しい花で住宅の壁面を彩る
同じ壁面緑化でも花の有無で外観の美しさが大きく変わります。緑色の壁面に鮮やかな色合いの花がいくつも咲いている光景は非常に美しいものです。壁面緑化と綺麗な花の観賞を両立させるなら西洋アサガオが最適です。西洋アサガオは葉が大きく、複数の蔓が四方八方に絡みつくので壁面緑化用の品種としては非常に優れています。桃色や青色など様々な色合いの花をいくつも咲かせるので、単調な緑色になりやすい壁面緑化に程良いアクセントを加えるなら西洋アサガオ以外に無いと言っても過言ではありません。
家庭菜園と壁面緑化を両立させるのも方法のひとつ
壁面緑化は壁を植物で覆うことによって遮熱性を向上させる目的があります。しかし、ガラス窓の部分から日差しが入り込むと室温が急激に上昇するので壁面緑化の効果が期待できません。このような場合は家庭菜園によって窓の部分が日陰になるように工夫するのが効果的です。きゅうりやインゲン豆など、成長が早く背丈も高い野菜を育てることで天然の日除けを作ることができます。日差しを遮りながら野菜の収穫ができるのも利点です。
家の壁面緑化が今注目を浴びています。植物が目に入りやすいので癒しの効果があり、コンテストも開かれるくらい人気が出て、はまる人急増中です。